大垣市には自治体独自施策の老人医療費助成制度(垣老)があります。
現在、国の制度では75歳以上の後期高齢者の方が医療費1割負担となっていますが、大垣市では全国でも珍しい70歳以上の方が窓口1割負担となっています。
これが「垣老」と呼ばれる大垣市独自の老人医療費助成制度なのです。
下の表を見ていただければ「垣老」がどのような制度であるかご理解いただけるのではないかと思います。
年金受給者の3分の1が基礎年金のみで、その平均支給額は4万4千円(全国)とも言われる中で、医療費の負担が少なくて済むのは本当にありがたいことです。
ただ、大垣市議会での中田としや議員(日本共産党)の「今後も継続ですか?」という質問に対し、行政担当者は「今後は未定」と答えています。
健康問題にいろいろと不安が出てくる高齢期に安心して受診できるこの制度は党派を超えた大垣市民の皆さんの粘り強い運動の積み重ねの成果であり、「大垣の宝」ともいえます。
私は、この制度を必ず守っていきたいと思います。