先日、ある機会があって障害を持つ子のお母さんから、木村泰子先生がご執筆された『「みんなの学校」流 自ら学ぶ子の育て方』という本をお借りすることができました。
木村先生は、映画「みんなの学校」を通して、全国的に知られるようになった大阪市立大空小学校の初代校長として教育実践に取り組んでこられました。
この本の中に「発達障害の子も愛着障害の子も、個性を持った子どもたちが同じ学級でともに学んでいます。多様な個性を持った子どもたちが一緒に学べば、当然トラブルも起こります。しかし、それを学びにかえればよい」という記述があり、とても共感しました。
障害のある子もない子もともに学びあうというインクルーシブ教育が盛んにさけばれるようになってきた今日、かけ声でなく本当にこうした教育実践ができるように市政の課題としても取り組んでいければと思っています。