1月19日の午後から、大垣市の宇留生地区センターで愛知大学非常勤講師の可児紀夫先生をお招きし、地域公共交通を考える学習会が開催されました。
当日は、50名以上の参加者があり、この問題への高い関心がうかがわれました。
可児先生の「交通は、人間社会を支える基本的人権であること」「公共交通にかかる費用を単に負担と感じるのではなく、その発展よって経済効果や人間同士の交流ができる」といった視点からのお話は、今こそ大垣市の公共交通改めて見直す必要性を感じました。
その後、参加者でグループに分かれ、大垣市で生活圏を想定しコミュニティバスを走らせるとしたらというテーマで講演の中で紹介された岐阜市の「くるりんバス」の運行エリアを地図上で毛糸で囲み、それを大垣市の地図上に当てはめてコースを考えてみるというワークショップを行いました。
病院やスーパーなどに行くために、路線バスが全く走っていない地域や走っていても使いづらい地域などが改めて明らかになりました。
(地域説明会の日程です。大垣市ホームページより)
大垣市地域公共交通網形成計画作成のためにすでに各地域での説明会も始まっています。ぜひ、ご都合のつく方はご参加ください。市民の皆様の声を反映させた地域公共交通網形成計画を実現させていきたいものです。