昨日は、大垣市の子育て支援会議の傍聴に行ってきました。
第3次子育て支援計画を立てる前の最終の会議でしたが、数十件のパブリックコメントを基にした修正や議論はほとんどなく、これからの5年間の子育て支援施策としてどれだけ有効に機能していくのか不安が残ります。
とくに、素案の段階では盛り込まれていなかった認定子ども園の促進などが突然提起されたことには驚きました。
認定子ども園は、入園を希望する子どもを施設が決めたり、保育料を基準よりも高く設定することができるために本来、保育を必要とする子どもが保育が受けられない状況が生じてくるといった課題も指摘されていますが、こうしたことは慎重に議論されるべきではないかと思います。
学校の先生の「働き方改革」が進められている一方で、放課後の子どもたちの居場所や安心して活動できる場所を公的責任で保障するような施策が必要だと思います。
また、こうした計画に市民の声を反映させていくことができる仕組みを先進自治体のとりくみに学んでいかなければならないと思います。