
昨日は、「養老鉄道の未来をつくるネットワーク西濃」さんの企画で、滋賀県の近江鉄道を視察に行ってきました。

近江鉄道は、滋賀県の東部を走る地方の単線路線鉄道で存続が困難な状況を経て、今年の3月に全線存続が決まりました。西濃地域を走る養老鉄道と同じく住民の暮らしに欠かせない鉄道です。
近江鉄道では、まちづくりと一体化した住民の取り組みがなされています。
たとえば、ユニークな駅舎づくりが進められています。駅にカフェを作り住民が日替わり店長をしたり、電車を模したトイレ(下の写真)など住民が楽しく利用できる環境を提供しています。

また、説明を受けた近江鉄道が走る東近江市の担当官の方から、周辺自治体を含めた路線存続への熱意を感じることができました。
住民の大切な交通手段として欠かせない地方鉄道の在り方を自治体としてどう考えていくのか学ぶことができました。