12月の一般質問では児童館に関する質問も予定しています。
大垣市には墨俣地域に一か所しか児童館はありません。今のところ「児童館は墨俣あるので」といってこれ以上の増設の予定はありませんが、最近の酷暑が続く夏休みなど子どもの居場所として一つの選択肢となることは間違いありません。
また、子どもだけでなく保護者さんたちの地域交流の場としても活用できるものです。
そこで、まず墨俣児童館を訪ねてみました。


墨俣児童館は、いわゆる「小規模児童館」という種類のもので、18歳までの子どもが利用できますが、面積が小さい墨俣児童館では、ボールで遊びたい小中学生と幼児との共存には無理あるという実態あるとのことです。
続いて、東農地域ですが、岐阜県の中でも比較的、児童館の整備が進んでいる多治見市の児童館を訪ねてみました。
まず、多治見の旭ヶ丘児童館。社会福祉協議会が指定管理者となって運営しています。


右側の写真は、光ったところのボタンを押す速さを競って遊ぶゲーム。ちょっとした運動にもなり幼児から中学生まで幅広い人気があるそうです。実は、大垣市西公園のテニスコートの管理棟にも同様のものがあります。既存のものを活かしていく工夫も求められてきます。
多治見市には各小学校区に児童館(児童センター)が整備されているそうです。
多治見市2つ目は大平児童センター。こちらも社会福祉協議会が指定管理者となって運営しています。

1階は「ママカフェ」でママたちの憩いの場になっています。また、卓球やバスケットボールができるホールのようなものあり、たくさんの子どもたちが来ていました。




2階には中高生スペースとしてラウンジやちょっとした軽食なら作れる調理場、トランペットなど楽器も演奏できる「表現スペース」などもあります。
多治見市3つ目は精華児童館。こちらは多治見市文化振興事業団が指定管理者となっています。

ここは墨俣児童館と同じ小規模児童館で公民館を改修して児童館を作ったそうです。小規模児童館の面積はやはり小さく時間を調整して利用してもらっているそうです。
大垣市の墨俣児童館と多治見市の3つの児童館(児童センター)を訪ねてみて、子どもの居場所としての児童館の設置やあり方について大垣市としてどのように向き合っていくのかということを改めて問いたいと思っています。