3月議会のご報告

コロナ禍で始まった令和2年(2020)年度最後の議会が16日に終了しました。

私は、一般質問と来年度予算に対する反対討論を行いました。

一般質問では、

① 会計年度任用(非正規)職員と男女共同参画について

② 終の棲家となる特別養護老人ホームの設置について

③ 小中学校の現状の実態把握と来年度施策について

④ 放課後等デイサービスの利用日数基準について

の4つについて質問を行いました。

①については、正規職員と会計年度任用(非正規)職員の人数、女性の占める割合、会計年度任用(非正規)職員の給与や休暇制度などについて質問をしました。

男女共同参画社会を掲げる大垣市の会計年度任用(非正規)職員の女性比率は、80.4%にも上り、とくに保育士さんなど過酷な労働条件の下で勤務していることも少なくなく、市民サービスの低下にもつながりかねないため、処遇の改善を求めました。夏季休暇や忌引き休暇等の導入については、「現在、職員組合と協議を進めているところ」とのことでした。

②については、待機者が多いといわれる特別養護老人ホームの増設について、令和3年度を始期とする大垣市高齢者福祉計画(第8期介護保険事業計画)において、新たな特別養護老人ホームの整備を位置づけ、所得の高低に関わらず、「市民の多様なニーズに対応」できるようにしていきたいとのことでした。

③については、「児童生徒一人ひとりが、自らの良さや可能性を認識するとともに、多様な仲間と協働しながら、持続可能な社会の創り手となれるよう、確かな成長を促してまいります」との答弁がありましたが、実際には、コロナ禍の中で子どもたちのケアに対して十分な対策が取られていないのではないかという市民の方からの声が寄せられており、現実と認識のズレを感じました。

④については、ホームページにおいて特別支援学校・特別支援学級に通学していなければ、原則として利用できないような記載のされ方になっていることについて質問しました。これについては、「大垣市障害児通所支援事業支給判定委員会に諮り、専門家の意見を基に、総合的に判断し、利用日数を決定するなど、柔軟に対応しております」との答弁がありましたが、そもそもその基準の合理性については全く説明がなく、基準の廃止を要望しました。

また、一般質問の日は、国際女性デーでもあり、民主クラブの粥川加奈子議員からアメリカの女性参政権運動の象徴する色とされる「白の服装で登壇しないか?」の呼びかけあり、この日は女性議員が白色の服装で登壇しています。

3月議会は、来年度予算を審議する場でもあり、子育て関連事業、教育関連費、子ども医療関連事業の削減に反対討論も行いました。

詳細については、後日ホームページに議事録がアップされる予定です。

長くなりましたが、3月議会のご報告とさせていただきます。

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