

先日、上石津地域の炭焼き技術「時山炭」を伝承する80代の方のお話を伺いました。
昔は、食事やお風呂、暖取りが薪と炭で行われていたために、少なくない住民世帯が炭焼きを行っていたのですが、昭和30年代にプロパンガスが普及して一気に衰退したとのことでした。
炭焼きを通じて、私たちの今の生活スタイルや森林管理、エネルギー政策などについて改めて考える場となりました。
帰りには炭焼きを継承しようとする地域おこし協力隊の方からもお話を聞くことができ、「時山炭サポータークラブ」にも登録してきました。
時山炭は、煙が少なく持ちが良いそうで、焼いた食材は味がいいそうです。
この夏は時山炭を楽しんでみたいと思います。