えちぜん鉄道・福井鉄道の視察に行ってきました!

視察や研修が続きますが、「養老鉄道の未来をつくるネットワーク西濃」さんの企画で、11月6日に福井県のえちぜん鉄道・福井鉄道の視察に行ってきました。

大垣駅から武生駅へしらさぎ1号で移動。そこから福井鉄道(福井鉄道は新武生駅)へ乗り換えです。

駅舎にはかわいい座布団がありました。「電車・バスっていいね」と書いてありますが、丹南広域公共交通機関活性化協議会が作成しています。

武生市は、日本共産党員で反戦平和を貫いた児童画家いわさきちひろさんの生まれ故郷でもあります。

福井鉄道は、駅の無人化やワンマン化で乗り切ってきたものの、2000年には自主再建に限界があると判断し沿線自治体と福井県とともに福井鉄道福武線協議会をつくり協議を重ね、結果、鉄道の「上下分離方式」(福井鉄道用地を沿線自治体に有償譲渡してその土地を無償で借り受けることにより福井鉄道の経営負担軽減をはかり健全化する)を導入することになりました。

その後、駅舎の改築や車両の更新、線路設備の更新などの課題を国や県の補助を受けながら乗り越え、年間161万人まで減少した路線を2016年には200万人まで回復したといいます。また、福井鉄道は、住民アンケートを行い3駅を新設。駅には駐車場を設置して利用促進(パーク&ライドシステムの導入)がなされています。写真は、駅の駐車場の案内です。無料であったり、定期券を持っている方だけ無料だったり、有料だったり工夫がされています。25駅のうち15駅が駐車場完備です。また、バスやタクシーの乗り換えの利便性改善もはかっています。

また、えちぜん鉄道の三国原線へ相互直通(乗り換えなくていい)運転を始めています。国の補助金を活用しながら福井県と福井市が費用を負担したそうで、住民の声を聞きながら鉄道の利便性・利用向上をはかり、地方鉄道の発展に成功しています。

えちぜん鉄道では、日中の運行は定時定分方式で1時間に1本でも覚えやすくなっています。終点の勝山駅には恐竜博物館ができて利用者を増やしています。

コロナ禍まで養老鉄道も頑張って運営されてきました。人口減少がますます進む地方ですが、地方鉄道は間違いなく地域の暮らしになくてはならない存在です(鉄道をなくした地方は衰退の一途)。養老鉄道と住民と自治体が一緒になって利便性を向上させながら活気あるまちづくりができるかが重要です。西濃の中心の大垣市。市民と大垣市がそれぞれにアイデアをだしていかなければならないと思いました。