今日の午前中は、3月議会の議案説明の本会議が開催されましたが、新型コロナウイルス感染症対策としてマスク着用の協力要請がありました。
さて、この新型コロナウイルス感染症ですが、先日、感染拡大を予防する目的から安倍首相より小中学校及び特別支援学校などへの一斉休校措置(学童保育含む)が要請されました。
大垣市でもすでに感染者が確認されていることもあり、今日から一斉休校が開始されています。
一方で、とくに非正規雇用や共働き世帯、医療福祉関係者など仕事を休みづらい環境にある市民の皆様や子育て世帯の皆様より、休業期間中の生活への不安や子どもの居場所への懸念など多くの声が寄せられております。
こうした声を踏まえ、市民の皆様の不安の声と市民生活の実状に鑑み、科学的根拠に基づき、総合的具体的に、かつ柔軟に講じるように要望書を、市民ネットワークの岡田まさあき議員と日本共産党会派の共同で大垣市新型コロナウイルス感染症対策本部本部長の大垣市長あてに提出いたしました。
要望事項は3つです。
一.休校中の子どもたちの実態を正確につかむ調査をしてください。また、休校中は子どもが一人で家にいることを強いられたり、食事が食べられていない状況がないか等確認し、子どもたちの必要に応じて対応をしてください。
二. 急に学校が休校になったことから生じる子どもたちへの心のケアや学習のケアに市として責任をもってあたってください。
三. 休校が長期にわたるため、子どもたちが自宅から出られないことから生じる体力的、精神的な影響に対して施策にあたってください。
また、岐阜県が策定した総合アクションプランのように期限を区切り、全体を見通した対策が求められます。