

先日、児童館が全国的に減少しているといわれている中で、近隣自治体で旧児童館を新たに移転リニューアルしたという「笠松町こども館かさくら」に行ってきました。
何といっても、笠松町では開館の時期に合わせて「子どもの権利条例」を採択し、整備を進めたというところに、子どもを大切にする姿勢が表れていると思います。
規模はそれほど大きくないですが、どんなこども館にしたいか「子どもワークショップ」を開催し子どもたちの意見を反映させたり、運営協議会が創設されており、予約すれば夜間帯でも高校生たちなどが使えるような仕組みがあるそうです。


限りある資源の中で、課題はありながらも、10代も含めた子どもたちの居場所を確保していこうとしていく姿勢には感銘を受けました。
たとえ新たに施設を作るということが難しくても、運用の工夫次第で可能性が広がるということを伝えていきたいと思います。