長野県泰阜村に行ってきました!

少し前の話になりますが、2025年8月14日付のしんぶん赤旗に掲載された「人を大切に 福祉の村」の長野県泰阜村に日本共産党西濃議員団有志(中田としや、はんざわ多美(大垣市)、田中由紀子(関ケ原町))で視察に行ってきました。

取材を受けられた、泰阜村の平栗富士夫課長と社会福祉協議会の松澤隆司事務局長よりお話を伺うことができました。

①介護保険料の自己負担分6割を公費負担
②介護保険限度額超過分は全額公費負担
③70歳以上の医療費は1回500円
④診療所や体操したりお風呂に入ったりする施設への送迎は無料.電話一本でタイムリーに対応
⑤緊急時の書類申請は後回しでサービス提供
⑥独居でも安心して最期までできる限り在宅医療を継続

をどうやって実現しているのか、新聞記事やネット記事ではわからない点を実際直接お聞きして施設見学をさせていただくことができました。

国の制度任せにせず、泰阜村の人々の暮らしに即したサービスを、地形や気候や社会資本を総動員しながら、理念を持ってシンプルに実現していることに圧倒されて帰ってきました。

「規模の違う自治体ではあまり参考にならないと思うのだけど」と、住民福祉課の平栗課長と社協の松澤事務局長は控えめに話されましたが、「(住民は小さな村で福祉サービスを)選べないからこその責任があるのだ」と言われたのが印象的でした。どの自治体にもある職員不足の苦労など新聞記事では見えない部分も話してくださいました。

村の福祉施設を見学させていただきました。短時間の見学でしたが、工夫された村のサービスや環境整備に納得です。

村の道には、年季の入った「核兵器廃絶・平和宣言の村」という大きな看板が。

翌日には、地域交流センターにも立ち寄らせていただきました。

~番外編

泰阜村には秘境駅で有名な「田本駅」があります。朝から散歩のつもりで出かけましたが、かなり険しい道(一応道はある)でちょっとした登山になってしまいました。(車では行けず、駅の反対側は断崖絶壁・・・)

村の人に聞くと「行ったんですか・・?」みたいな反応(笑)でした。