名古屋哲学セミナーの学習講演会に行ってきました!

名古屋哲学セミナーの春の学習講演会に行ってきました。ゲストはダニー・ネフセタイさん。タイトルは、「イスラエル軍元兵士が語る「非戦論」ー平和を守るためには何が大切か」。

終戦を機にお国のために戦っていたのは間違えだったと気づく80年前の話。一方で、今戦争をしている真っただ中のイスラエルから日本に移住して、なぜイスラエル人は罪のない子ども達を何千人も殺すことができるのかということを、イスラエルで生まれて戦闘機にあこがれていた経験をもとに、その気づきを話してくれました。

質疑応答の時間では、「なぜ、ユダヤ人はナチのひどい虐殺にあったのに、今度はユダヤ人がガザを悲惨な目に合わせているのか?」という問いに対して、ダニーさんは、「それは民族や宗教さまざまな正義があったとしても、人権を大切にする考えがないがしろにされるからおこるのだ」とおっしゃり、さらに特に近隣国に対するリスペクトが大切なのだと話されました。

軽快な話に時間が立つのも忘れて、現在起きているガザの紛争の構図に対する理解が進みました。

ダニーさんは、さまざまな県に講演活動に行かれているということですが、まだ行っていないのは青森県と富山県と岐阜県だけだそうです。今度は子どもと一緒にみんなで話を聞きたいなと思いました。